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夏の終わりに参鶏湯で夏の疲れを解消!?

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世界には様々な食文化があり、近くにある国でも全く異なる常識や食文化が見られます。

例えば、日本では暑い夏に冷たいそうめんや冷や麦など、冷たい料理でつるつると食べられ、見た目にも清涼感のある料理がよく食べられています。

日本海を隔てた韓国ではむしろ逆で、熱い煮込み料理の「参鶏湯(サムゲタン)」を食べて、夏バテを防止するのが常識となっています。

参鶏湯のルーツ

「参鶏湯(サムゲタン)」という名前は、高麗人参と鶏を用いるのが由来となっています。

参鶏湯は元々中国の料理でしたが、朝鮮半島に渡ってから独自の進化を遂げて、現代では韓国の代表的な料理のひとつとして、日本でも高い知名度を誇っています。

韓国には参鶏湯の専門店も多くあり、そこでは一年を通して食べられますが、一般的な食堂では夏限定で提供されています。

参鶏湯の作り方

鶏の内臓を取り出し、その中にもち米、干しナツメグ、栗、松の実、くるみ、ニンニクを詰め込みます。

そして、高麗人参や鹿茸(ロクジョウ)、黄耆(ファンギ)などの漢方薬も一緒に煮込みます。

高麗人参は、非常に有名な漢方薬で、古来から朝鮮半島だけでなく、日本でも草薬として用いられてきました。

高麗人参とは

高麗人参のその根には、ジンセノサイドと呼ばれるサポニンが多く含まれており、滋養強壮に効果があると言われています。

その一方、血圧を高める作用もあるため、例えば風邪をひいたときなどに参鶏湯を食べると、動悸が激しくなる恐れがあるため控えた方がよいとされています。

鹿茸(ロクジョウ)とは

鹿茸は、鹿の幼い角を使った漢方の生薬です。

鹿は春先に角が生え変わる特性を持っていますが、生えたばかりでまだ骨化する前の角を取って作ります。

中国最古の薬学書である「神農本草経」にも記載されている由諸正しい生薬で、豊富なコラーゲンやアミノ酸が含まれているため、滋養強壮に効果が高く、精力剤としても多く用いられています。

黄耆(ファンギ)とは

黄耆は、朝鮮半島に多く生息しているキバナオウギの根で、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で主人公がこのキバナオウギを栽培するエピソードがあるなど、朝鮮半島では有名な漢方です。

このように古くから親しまれてきた漢方を中心に、栄養満点な食材をふんだんに用いて作られる参鶏湯は、疲労が溜まった身体に優しい薬膳料理なのです。

冷たい食事中心で胃腸が弱ったり、暑い夏の疲れが出やすい秋口こそ、温かい栄養満点の料理を摂るのはいかがでしょうか♪

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